ツルハドラッグがアプリ「No Food Loss」にて食品ロス削減実証実験開始

<みなとく>

2020年7月31日 グループ企業
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 株式会社エイチ・アイ・エスのグループ会社である みなとく株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:沖杉 大地 以下、みなとく)は、株式会社ツルハ(本社:北海道札幌市 代表取締役社長執行役員 鶴羽 順 以下、ツルハ)と連携し、みなとく が提供するアプリ「No Food Loss」(以下、今サービス)を用い、ツルハドラッグ目黒中根店(東京都目黒区)において食品ロス削減を目的とした実証実験を8月1日より開始いたします。

 食品ロスの課題は、「持続可能な開発目標」(SDGs:Sustainable Development Goals)のターゲットの1つである“つくる責任 つかう責任”(目標:12「持続可能な消費と生産パターンを確保する」)にも設定されており、国内では「食品ロスの削減の推進に関する法律」(略称:食品ロス削減推進法)が、2019年10月1日に施行されました。

 今サービスは、小売店から発生している、まだ食べられるのにやむなく捨てている「食品ロス」の情報を近くのユーザーに発信するクーポンサービスです。購入金額の一部は、開発途上国の子ども達の給食費として寄付されます。

 2019年2月1日にリリースしたアプリは、コンビニエンスストアや百貨店などで利用され、これまでに累計12万食以上の食品ロスの情報をユーザーに発信し、約7万食の販売(2020年7月末時点)を行うことで食品ロス削減に繋がっています。

 

 今回の実証実験の内容は以下の通りです。

 実験期間 : 2020年8月1日〜2020年10月31日
 実験目的 : 食品ロス削減の効果検証および、新たな販売方法の検討
 対象店舗 : ツルハドラッグ目黒中根店 (東京都目黒区中根2−2−13 中根住宅1F)
 対象商品 : パン・冷蔵食品・牛乳などの日配品


 小売店向けの食品ロス解決アプリの導入は、ドラッグストア業界において初めての試みとなります。生鮮食品や一般食品などの扱いも増え、生活にとってかかせないドラッグストアを実証実験の場とすることで、食品ロスの削減だけに留まらず、食品ロスを出さない仕組みも構築してまいります。ツルハのESG(環境、社会、ガバナンス) を高めることで、長期的な企業成長の貢献の一助となるべく、この機会を生かせる様、実りある実験としてまいります。

 

|No Food Loss サービス概要
「No Food Loss」 ホームページURL:https://www.nofoodloss.com/

|株式会社ツルハ 会社概要
本社所在地       北海道札幌市東区北24条東20丁目1番21号
設立            1975年(昭和50年)5月
資本金         42億5,200万円
主な事業内容  薬局および店舗販売業に基づく医薬品等の販売ならびにフランチャイズ店への卸売販売業

 

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