日本芸術文化振興会と国立劇場等施設の活用に係る連携協定の締結

インバウンド向けに日本文化発信の基地として活用

2024/07/05

 株式会社エイチ・アイ・エス(本社:東京都港区 以下、HIS)と独立行政法人日本芸術文化振興会(所在地:東京都千代田区 以下、日本芸術文化振興会)は、国立劇場等施設の活用に係る連携協定を締結します。

写真提供:日本芸術文化振興会

 
 日本芸術文化振興会が運営する国立劇場は、歌舞伎、文楽、舞踊、邦楽、雅楽など日本の伝統芸能の保存と振興の場として1966年に開場しました。これまで、伝統芸能をより親しんでいただけるよう様々な公演や、伝統芸能を未来へつなぐため伝承者の育成などを行う中核的拠点として活用されておりましたが、施設老朽化への対応とバリアフリー化のために建て替えが決定し、2023年10月末をもって閉場しています。
 HISと日本芸術文化振興会は連携し、再開場までの期間中、国立劇場等施設を有効活用した事業を実施することで、伝統芸能の保存と振興の拠点として、また、日本の文化芸術の魅力を世界に発信する文化観光の拠点としての役割を発揮することを目指します。
 
【対象となる施設】
国立劇場等(所在地:東京都千代田区隼町4-1)
 
【連携協力事項】
(1)国立劇場等既存の施設を有効活用した事業の実施。
(2)その他、HISおよび日本芸術文化振興会が必要と認めること。
 
 HISは、民間事業者としてのアイディアを持ち出し、国内観光客はもとより、インバウンドに向けて本格的な日本の伝統文化を魅せる有益なコンテンツ作りを強化してまいります。この活動を通じて、日本の伝統文化を、従来の価値観にプラスして観光資源としても育てていくことで、伝統文化の持続的発展につながるよう努めたいと考えております。

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