私たちの祖業である旅行業は平和産業です。その平和を維持していくためには、世界各国・地域の人々の間で相互理解を深めていくことが重要であり、「旅」を通じてその機会を創出していくことが私たちの存在意義であると考えています。また同時に、事業活動の中に地球環境の保全に繋がる活動を取り入れ、それらを実践していくことで、サステナブルな未来をつくっていきたいと考えています。

私たちの事業領域は、旅行業やその関連事業、そしてもっと新しい領域にまで、挑戦を繰り返しながら広がっています。 

創業50周年を迎える2030年に向け、HISグループとしてどのような企業でありたいかを示す想いを「Vision 2030」として掲げました。あわせて、この姿に向かって進んでいく第1歩目として、７つのマテリアリティ（重要課題）を定めました。これらのマテリアリティに誠実に向き合いながらSDGsへの貢献を進めるとともに、PDCAサイクルの実践で事業を成長させ「Vision 2030」の実現を目指してまいります。 

この実現のために重要だと考えているのが「多様な人財の活躍」です。HISグループでは、DEIB推進や働き方・風土改革を通じて、国籍・人種・文化・宗教などを越え、多様性を大切に人権を尊重し合い、一人ひとりが活躍できる企業として変革・挑戦を続けてまいります。

今後もHIS Group Purpose"「心躍る」を解き放つ"を胸に、その実現を目指していくことが、企業価値を向上させ、サステナビリティ経営に資するものと考えております。