CROSS TALK 会長×人事

代表取締役会長兼社長(CEO)澤田 秀雄

本社人事本部採用チーム月村 将士

会長が望む人財とは!?

月村:会長が望むのはどのような人財ですか?

澤田:まず基本的に、明るくて健康であること。そして、人間性に優れた人がいいですね。

月村:健康であるかどうかは、大学の出席日数などである程度判断つきますが、人間性は実際にお会いしてみないと分かりません。

澤田:そうでしょうね。エントリーシートだけではわからないことが多いので、実際に面接で会い、いろいろ話をしてみてください。話して感じのいい人でないと、一緒に仕事していくのは大変だと思います。

月村:おっしゃる通りですね。仕事はチームワークが基本ですから、気持ちの良いコミュニケーションが大切です。

澤田:昨今の新卒の人はみなさん優秀なのですが、ある意味標準化されているように見えます。もう少し変わった人がいてもいいかもしれません。

月村:変わった人ですか? H.I.S.にはけっこう個性あふれる社員が多いような気がしますが、選考の際に心がけてみます。

澤田:あまり大勢ではありませんよ。変わった人ばかりだと大変ですから(笑)、100人に1人くらいの割合で良いと思います。いまH.I.S.は旅行業だけでなく、ホテル事業やテーマパーク事業、電力事業などを展開し、さらにロボット開発や植物工場、宇宙事業なども計画中です。広いジャンルにおけるITやIoT、マーケティング、広告などで個性を発揮できるスペシャリストも欲しいですね。

月村:そうですね。会社が新たなことに挑戦しているので、新しい領域に積極的に挑戦したい人と一緒に働きたいですね。

旅行経験は必要!? 不問!?

月村:H.I.S.の事業領域は多岐に広がっていますが、「旅」という軸は不変である気がします。会長はどうお考えですか?

澤田:私自身はいまでも旅は大好きです。旅が好きな人、学生時代に海外での何らかの経験がある人は大歓迎ですね。
私がH.I.S.を創業した1980年当時は、豊富な旅の経験というのが採用条件の絶対条件でした。そのときは旅行会社でしたから、旅や旅行を知らないとお客様のご要望に添えないため必要だったのです。

月村:私も20才前後の海外経験は、その後の人生においても重要だと思っています。

澤田:そうですね。若いときは感受性が強く、吸収力もあります。その時期に豊かな国、貧しい国の存在を知り、日本とは違う文化や街並み、建物、景色などに触れることは、社会人になってから必ずプラスになるでしょう。これからの時代、簡単な仕事はロボットやAIが人間の代わりに処理していきます。しかし、イマジネーションとクリエイティブワークは人間にしかできず、より良いものを創り出すためには視野の広さが必要であり、海外経験は視野を広げるのに有効な方法です。

月村:応募していただく方の中には、海外旅行経験が「0(ゼロ)」という人もいます。特に、課外活動や部活動を中心に取り組んできた方は、海外旅行経験が少ない傾向にあります。

澤田:私はそれでも構わないと思いますよ。現在H.I.S.はさまざまな事業を展開しており、専門性を求めています。自分の取り組んできた分野のプロフェッショナルであれば、そこに遣り抜いたという強い誇りがあれば旅の経験は問いません。ただ欲を言えば、専門分野のプロフェッショナルであり、旅の経験も豊富という人がベストですけどね(笑)。

経験値の高い指導者とは!?

月村:あるインタビューで、会長は「経験値の高い指導者を見つけることが大切」とおっしゃっていましたが、そのことに関して詳しく教えていただけますでしょうか。

澤田:私自身の経験から得たことです。私はいままでいくつもの会社を起ち上げたり諦めたり、また再生したり、さまざまなビジネスに取り組んできました。その中で失敗してしまったこともあり、原因の多くは経験不足によるものでした。そこで得たのは、専門性の高い分野においては、経験豊富な指導者を見つけることが大切だということです。たとえば、私がつくった証券会社は赤字続きでしたが、ある証券会社で経験を積んだ人をトップにしたところ、数年で黒字に転換しました。また、モンゴルの銀行も世界で勝ち抜いた経験をもつ人に経営を任せたところ、著しい成果を上げ、不動の地位を築きました。

月村:私たちにおける経験値の高い指導者というと、上司や先輩という理解でよろしいでしょうか?

澤田:そうです。企業は人が創っていくものであり、経験値と能力がなにより大切だと考えています。経験値があって勝ち抜いている人から学ばないと、自分が強くなれません。H.I.S.には経験豊富な社員がたくさんいます。その先人者からさまざまなことを学んでください。

月村:最後に、H.I.S.に就職を考えている方へメッセージをお願いします。

澤田:今回、新学卒で入社する方々に、将来は良い指導者になってもらえることを期待しています。そして、未来を創ってください。
どんな経験をお持ちになった方々とお会いできるのか、いまから楽しみです。ぜひ一緒に成長していきましょう。